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レーザー

美肌

レーザーといえば、レーザー脱毛やレーザーメス、ほくろやアザの除去というふうに、「取り除くもの」という印象を持つ方も多いかもしれません。しかし美肌ケアやアンチエイジングケアの強力な助っ人として、レーザーはすでに定着しています。

アンチエイジングな肌…、それは、シワやシミの少ない、ふっくらとハリのある肌のことだと思います。レーザー機器は、次々と新しいものが開発されていますが、最近は、肌に照射することで真皮の線維芽細胞を活性化し、ハリなどに欠かせないコラーゲンやエラスチンを再生させることがわかっています。また、下線維組織のゆるみを引き締めるので、リフティング効果があることも認められています。

にきび跡肌のためのレーザー治療

凹凸になったにきび跡をふっくらと盛り上げ、皮膚を平らにするために、にきび跡肌にもレーザー治療が施されるようになりました。新陳代謝を活性化させ、ターンオーバーを促進することで、新しい皮膚の生成を助けますから、にきび跡にも効果があるわけです。

またレーザーを当てて炎症を抑える、殺菌作用で皮膚を清潔にできることで、にきびの再発を防ぐことも可能です。

このようにメリットの多いレーザー治療ですが、デメリットがないわけではありません。レーザーの熱を当てることで、皮膚がある程度のダメージを受けるのは避けられないからです。ただし、最近ではほとんど肌にダメージを残さない機器も出てきていますし、痛みも少なくなっています。特に顔に使う機器は、痛みをできるだけ感じないものが選ばれていますし、施術後の日焼けなどを避ければ、ほとんどのトラブルは避けられるようです。

とはいっても、施術後、ヒリヒリしたり、赤みやかさぶたができてしまうケースもなくはありません。また、メイクなどもしばらくお休みしたほうが無難とされています。ですから万一のことを考えて、とくに皮膚科などを併設しているクリニックで施術を受けることをおススメします。

にきび跡治療に効果的なレーザーの種類

フラクショナルレーザー療法

にきび跡でも比較的悪化している症状に効果的なレーザー治療法です。肌に凹凸ができているにきび跡に効果があります。

微細なレーザー光を一定の密度で皮膚に照射していき、皮膚の表皮や真皮への影響を最小限に抑えることができます。照射径は0.08ミリから0.12ミリで、1平方センチメートルあたり200本から800本の点状に照射します。マイクロレーザービームの熱刺激によって表皮のターンオーバーを促し、真皮を蘇生させてにきび跡を消すことができます。

最近は「CO2フラクショナル」といって炭酸ガスを応用した「CO2フラクショナルレーザー療法」を導入しているクリニックもあります。これは従来のフラクショナルレーザーよりも痛みが少ないという特徴があります。クレーター状のにきび跡の改善や、開いた毛穴を整える効果があります。

参考:「皮膚科におけるレーザー応用の最新事情」の「9.2 フラクショナルレーザー療法」

フラクショナルレーザーは皮膚へのダメージを抑えられる

フラクショナルとは、レーザーを極めて細かいドット状に分割させる機能のことです。フラクショナルレーザー療法で用いられるのは、きわめて微細なレーザー光。それを一定内の密度で照射します。すると照射部分の周辺にある皮膚が熱緩和の役割を果たすことになり、皮膚へのダメージを最小限に抑えることが可能になるのです。そのため、痛みが苦手な方にもおすすめできる療法だと言えます。

わざと肌を傷つける治療法なので安全性が心配かもしれませんが、皮膚のターンオーバーを促す程度にコントロールされたレーザー光ですから、過度に心配する必要はありません。レーザーを点状に照射するフラクショナルレーザーは、面で照射するレーザーよりもダウンタイムが短くなっており、5日~1週間ほどとされています。[注1]

しかしこの期間中、肌が回復する途中の状態では赤みやかさぶたが発生することがあります。治療中よりも治療後のダウンタイム中にヒリヒリとした痛みを感じるケースも。わざと炎症を起こさせる治療法なので異常なことではありませんが、痛みが数日続くこともあることを覚えておきましょう。

[注1]順天堂大学浦安病院 皮膚科学教室:フラクショナルレーザー両方の実際;その基礎と応用について-【pdf】

フラクショナルレーザーの費用相場は5回で20万円ほど

一度に照射する光が強くなりすぎないよう調整しているため、5回ほど繰り返すことを推奨するクリニックが多くみられます。

初回無料という場合でも、初回で大きな効果は期待できないので、痛みの確認程度に考えましょう。5回ほど繰り返し、費用は20万円ほどが相場になっています。

アクネライト治療

アクネライトはクロモライトとも呼ばれ、米国食品医療品局が認めるレーザー治療です。日本で一般的ににきび跡の治療に使われています。光のパルスを患部に照射する時にピンポイントで狙うことができ、にきび跡を無駄なく処理することができます

ニキビの原因となるアクネ菌を殺菌し、肌の代謝を活発化してターンオーバーを回復することができます。肌のコラーゲンを増やす効果もあります。治療時の痛みはゴムを弾いた程度なので、それほど苦痛は感じません。

にきび部分だけを集中的に処置するアクネライト治療

施術後すぐお化粧ができ、ダウンタイムが少ないと言われるアクネライト治療。にきび部分だけをピンポイントでレーザー照射治療し、殺菌することができます。光が散乱しないよう抑えられていることもあり、エネルギーが分散せず、患部だけを集中的に処置するため、火傷などの可能性も極めて低いと言えるでしょう。

また、クロモライトの光はコラーゲンを生成する繊維芽細胞を刺激し、活性化させる作用があります。そのため、にきびができている部分を殺菌すると同時に肌質の改善を図ることが可能です。

アクネライト治療の費用相場は1回15,000〜20,000円

アクネライト治療は1回ごとの料金が設定されている場合がほとんどです。安いところで15,000円ほど、高い場合でも20,000円前後が相場とされています。アクネライトはメラニンを除去する作用もあるので、デリケートな肌を持つ10代のにきび治療にもよく用いられます。学割を適用しているクリニックもあるため、学生の方は利用してみてはいかがでしょうか。

フラクセル治療

クレーター状の凹凸のあるにきび跡の治療に適したレーザー療法です。また赤みや色素沈着があるにきび跡の治療にも適しています。塗り薬やケミカルピーリングでは治らない場合に、フラクセル治療を行います。

毛穴が開きっぱなしの治療にも効果があります。真皮層まで照射することができるため根本的なにきび治療が期待でき、表面の色素沈着も治すことができます。凹凸状のにきび跡に対するフラクセルレーザー治療の効果は極めて高く、実際に医師のもとで治療した結果、5例中4例が著しく改善したという報告もあります。

参考:「Fractional photothermolysisを用いたエルビウムグラスレーザーによるskintextureの改善」

フラクセル治療のレーザーは真皮層にまで届く

皮膚に微小なスポットを開けることで細胞再生を促し、にきび跡もキレイにすることを狙った治療法です。ダメージを受けて古くなり、そのまま残った肌を少しずつ取り除くためにレーザーを使用します。一回の照射で、真皮層までを含め皮膚の5~15%ほどを入れ替え。ターンオーバーを促すため、真皮層にまで及んだ色素やにきび跡も取り除くことも可能です。

照射した部分は2~3日赤くなり、ほてったようなかゆみや痛みが生じることが多いです。個人差はありますが、一週間ほどで肌が再生してかさぶたがとれるケースが大半。それまで若干のかゆみがあるということは覚えておきましょう。

レーザー治療を行う際は麻酔クリームを塗布することで痛みを和らげられます。

フラクセルレーザー治療は、アメリカのFDA(食品薬事局。日本の厚生労働省のような業務を行なう機関)の認可を得ています。フラクセル3デュアルという機種は1550nmと1927nm、2種類のレーザー照射が可能で、より深い部分に照射できます。

フラクセル治療の費用相場は1回15,000〜20,000円

一回のレーザー照射で少しずつ皮膚の再生を促すため、1ヶ月に1回ほどの割合で、5~10回繰り返すことが勧められています。一度の治療で肌の10%ほどを入れ替えることができれば、10回で100%という計算です。いつもこの計算通りにいくとは限りませんが、目安としてそのくらいの期間と回数が必要だと覚えておきましょう。

一度のフラクセル治療でかかる費用の相場は15,000円から20,000円ほどだとされています。顔全体の治療にそれくらいかかるので、一部のにきび跡だけをピンポイントで狙うとすれば、もう少し安くなることも。一部分だけであれば、一回10,000円以下で施術を受けられるクリニックもあるようです。

アンコア治療

最先端の治療法で、ウルトラパルス炭酸ガスレーザーシステムです。従来のレーザー治療ではできなかった肌の深部まで治療が可能で凹凸のあるクレーター状のにきび跡に効果があります。

クリニックによっては「ブリッジセラピー」と呼ばれている治療です。臨床試験によっても、健常皮膚が残っていると照射スポットでの治療で皮膚再生がただちに行われるという結果が出ています。処置後の治療期間も大幅に短縮され、肌質も改善するようです。

参考:「ウルトラパルス炭酸ガスレーザーシステム アンコアによる治療」

高出力でにきび跡を狙って照射する炭酸ガスレーザー

水に対する吸収率が高い10,600nmの波長を持ち、皮膚組織全体にレーザーを照射します。炭酸ガスレーザーには「スーパーパルス型」という1秒間に100発というパルス派を照射するタイプのものもありますが、より大きなパワーで一発だけ照射する「ウルトラパルス型」のほうが効果的とされています。なぜなら一発で照射したほうが周囲の皮膚組織に熱を残しにくく、ピンポイントで狙うことが可能だからです。

ウルトラパルス型炭酸ガスレーザーは強力な出力の装置ですが、コントロールもできるため安心です。照射密度や熱の深達度などを調整して、患部に合わせた出力範囲で照射するため、にきび跡の部分だけを狙うことが可能です。

皮膚は単に損傷させれば再生するわけではなく、微細な穴を開けて損傷させた部分の周りにも健常な組織を残すことが大切。それにより、レーザーで開いた穴が再生しやすくなり、キレイな皮膚になるのです。

アンコアは皮膚を霧散させるほど強力なレーザーなので、手術後出血する場合が多いようです。絆創膏で抑えられる程度のものですが、出血による痛みが伴います。ダウンタイムも長めです。一週間程度赤みがかった状態になり、出血が収まってからも若干の痛みが生じることを覚えておきましょう。

アンコア治療の費用相場は1回12~20万円

ダウンタイムが長めのアンコアなので、施術間隔は2~3ヶ月に1回ほどが推奨されています。それを2~3回繰り返すことになるでしょう。ダウンタイムが長いとしてもしっかり治療したいと希望する患者さんには、アンコアが向いていると言えます。一度の施術にかかる費用は、平均12~20万円ほどです。

にきび跡をレーザーで治療する大阪のクリニック

大阪には、レーザーでにきび跡を治療するクリニックがたくさんあります。その中でもおすすめのクリニックをご紹介します。

恵聖会クリニック

住所 〒542-0083 大阪市中央区東心斎橋1-7-30 21心斎橋ビル8F
営業時間・定休日 10:00~19:00 完全予約制 不定休(月1~2回休診日あり)
電話番号 06-6252-5650
主な使用機器 フラクセルⅡレーザー
費用
  • お試し 10×5cm範囲 1回 30,000円
  • 顔全体 1回50,000円、5回コース200,000円
  • その他部位による

大阪の心斎橋にある美容外科クリニックです。にきび跡の治療に効果のあるレーザー機器を完備しています。医療クリニックなので一般皮膚科診療も行っているので安心して治療を受けられます。

にきび跡の治療にも色々な治療法を行いますが、クレーター状のにきび跡に効果のある「フラクセルⅡ」や「フラクショナル」レーザー治療を行っています。治療後は当日からメイクができます。

きぬがさクリニック

住所 大阪府大阪市中央区難波4-7-6 R2ビル
営業時間・定休日 診療時間/10:00~19:00
休診日/年中無休
電話番号 0120-77-5511
主な使用機器と費用
  • イントラセル
    • 顔全体 1回 正規料金150,000円、会員価格99,000円
    • 顔全体 5回 正規料金550,000円、会員価格398,000円、モニター価格298,000円
  • フラクセルII
    • 顔全体 1回 正規料金40,000円、会員価格29,800円
    • 顔全体 10回 正規料金360,000円、会員価格248,000円、モニター価格198,000円
  • キュリア
    • お顔Uゾーン・Tゾーン Uゾーン(2パス)+Tゾーン(1パス) 正規価格5,000円
  • ピコフラクショナルレーザー
    • 全顔 1回 正規料金29,800円、会員価格26,820円
    • 全顔 5回 正規料金110,600円、会員価格99,540円、モニター価格88,000円

大阪の難波にある総合美容クリニックで、美容外科、美容皮膚科、形成外科などの診療を行っています。にきび跡の治療では症状によって色々な治療法を選べますが、レーザー治療では3種類のレーザー機器を導入しています。「フラクセルⅡ」は肌への負担が少なく、凹凸状のにきび跡に効果があります。

「ピコフラクショナルレーザー」は最先端のレーザー機器で、肌へのダメージを抑えてダウンタイムが少ない特徴があります。「Vビーム」は炎症性のにきびや赤みの残ったにきび跡に効果があります。

高須クリニック

住所 〒530-0011 大阪市北区大深町4-20グランフロント大阪タワーA12階
営業時間・定休日 診療時間:10:00〜19:00
休診日:なし
電話番号 初診専用フリーダイヤル 0120-558725 クリニック直通 06-6372-5587
主な使用機器 光照射&RFレーザー、焦点式(ハイフ)超音波システム、RF&ダイオードレーザー、IPL(インテンシブパルスライト)、赤味除去色素レーザー、RF点状照射システム
費用 30,000円~ 施術によるので、フリーダイヤルで要相談

全国的に有名な美容外科の大阪院で、梅田駅のすぐ近くにあります。35年の実績があり、美容整形と美容外科専門のクリニックです。にきび跡のレーザー治療に力を入れており、「フラクセルⅡ」による治療を行っています。

微細なレーザー光の照射によって古い組織を排出し、新しい肌に生まれ変わります。「Vビーム」機器も導入しており、赤く炎症を起こしたにきび跡の治療に効果があります。麻酔の必要がなく5分から15分の照射で終わります。その他にも症状に合わせて色々なにきび跡の治療が選択できるようになっています。

立花クリニック

住所 大阪市阿倍野区昭和町1丁目21-22 徳山ビル4階
営業時間・定休日 診療時間:平日 AM 9:30~12:00 PM 13:00~18:00 土曜 AM 9:30~12:00 PM 13:00~17:30 休診日:木曜日・日曜日・祝祭日
電話番号 06-6629-1000
主な使用機器 ブリッジセラピー・Deep FX、毛穴専用レーザー、LPヤグレーザー
費用
  • ブリッジセラピー・Deep FX
    • 【お試し(2cm×2cm)】10,000円(税別)
    • 【顔全体】200,000円(税別)/1回

など

大阪市阿倍野区にある医療法人です。大阪で開院して20年以上、美容外科全般の治療実績があるクリニックです。にきび跡の治療には力を入れており、このクリニックでは「ブリッジセラピー(アンコア)」を導入しています。

最先端のレーザー治療で、凹凸のあるにきび跡やクレーター状のにきび跡に効果があります。院長はレーザー治療の最高峰と信じている「ブリッジセラピー・Deep FX」という機器を使って治療を行っています。このレーザー機器によってこれまでは難しいとされていたにきび跡の治療に効果を上げています。