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にきび跡の種類

にきび跡の種類には、以下の3種類があります。

種類

○赤みとなって残るにきび跡

にきびができると、皮膚の下にある毛細血管が、身体の外側からの刺激による損傷、つまり炎症を修復しようとして集まってきます。炎症はある程度すれば沈静化するものですが、うっ血部分がうまく再生されず、にきび跡として残ってしまうことがあります。
毛細血管が傷を癒そうとして集中してしまった状態。医学的にはには炎症後紅斑(えんしょうごこうはん)というのですが、これはにきびとしてみると重度であるようにも思えますが、にきび跡としては比較的軽く、綺麗な状態に戻せる可能性が高いのです。
この状態ではまだ色素が沈着してしまっているわけではないため、皮膚科に通院し、正しいスキンケアや生活週間の改善などを重ねていくことで、時間の経過とともに新陳代謝によって自然に治っていきます。
しかし、炎症がひどくなったり慢性化した場合、色素が沈着して紫や赤紫色のような状態に進行してしまう可能性もあります。また、顎やフェイスラインなどのあたりは角質が厚いため、赤い炎症が紫や赤紫などに見えてしまうことがあります。
つまりにきびやにきび跡が炎症を起こして残ってしまったという段階で、できるだけ早く正しい処置をすることが大切なのです。

○色素沈着にきび跡

にきびができることにより、メラノサイトと呼ばれる色素細胞が活性化し、メラニン色素が生成されます。通常、ターンオーバーによりメラニン色素は外側に押し出され、剥がれおちます。しかし30歳を過ぎると基礎代謝が落ち、色素沈着が治りにくくなります。大人にきびができると、代謝の低下により色素沈着は残りにくく、にきび跡になりやすいです。真皮までメラニン色素が入り込んでしまうと、治療も難しくなります。

紫、赤紫色に色素沈着している

にきびの炎症の赤みがさらに進行すると、毛細血管が壊れてしまいます。そして壊れた毛細血管から血液が広がり、内出血のような状態になってしまうのです。このときに漏れ出た血液が皮膚の組織に浸透し、そのまま残って変色してしまうことで、紫や赤紫色になります。まるで皮膚の表面があざのように見えるのは、皮膚の内部で内出血を起こしていたからなのです。
とても深刻な状態であるように思いますよね。でも、体の他の部分にあざができても時間の経過とともに少しずつ薄くなり、消えてしまうように紫や赤紫色に色素沈着してしまったにきび跡も、正しいケアをしっかり続けていけば少しずつ薄くなり、目立たなくなります。
しかし、色素が沈着してしまっているのですから、根気よく、しかも正しいケアをしていかなければなりません。これ以上悪化させてしまわないよう、まずは皮膚科へ。そして内服薬と外用薬を使用しましょう。化粧品類もまずは皮膚科医に相談を。

○クレーター状の凸凹にきび跡

にきびの炎症により表皮だけではなく、真皮まで破壊されてしまうと、凸凹にきび跡になります。毛穴開きやケロイドが原因で起こることもありますが、にきびができたばかりのころに、汚れた手でにきびを潰したため、細菌が入り込んで悪化し、クレーター状になった、というケースが多いです。クレーター状のにきび跡にも、その形状によっていくつか種類があります。

アイスピックタイプ

アイスピックで刺した跡のような、V字のように細くて深い凹み。開口部は2mm以下。これは炎症が広がらずに皮膚の奥深くまで進んでしまったことが考えられます。見た目は角栓がポコっと抜けた時に開いている毛穴にも似ているため、にきび跡と気づかないこともあります。

ローリングタイプ

へこみの底がU時にえぐれているような形で、開口部は4~5mmと大きいため、目立ちます。アイスピック型と違い、広範囲に炎症が広がりダメージが真皮まで及んだことが考えられます。一つのへこみが一つのにきびとも限りません。複数のにきび跡が大きなへこみになって残ってしまったということも考えられます。

ボックスカータイプ

ローリングタイプ同様、開口部は4~5mmと大きく、さらにへこみの底が箱のように四角い形をしていて平らなのでより目立ちます。へこみの深さは異なりますが、何れにしても目立ちます。

凸凹にきび跡は治りにくい
単に肌を傷つけてしまっただけなら、時間とともに再生されて治る可能性もあります。しかし、凸凹になるということは、皮膚が再生するための細胞分裂を行う核そのものが壊れてしまっている状態です。ですから、正常な形で新しい皮膚を形成できません。それだけ完治も難しいです。

にきび跡対策

にきび跡の対策として、スキンケア化粧品や自宅でできるピーリング商品が売られています。しかし、とくに凸凹にきび跡の場合は、セルフケアでは限界があります。皮膚科ではケミカルピーリングやレーザー治療、LED療法によるにきび跡治療を行っています。

皮膚科で行っているフラクセルレーザーなどのレーザー照射により、失われていた皮膚の再生が促され、新しい肌に生まれ変わらせることができます。

「皮膚科に行ったけどダメだった」と諦めないでください

よく、「皮膚科に行ったけど薬が全く効かなかった」という方がいます。外用薬などは特に、人によって痒みを感じたり、使用感の好みなどにも個人差があります。一度「合わない」と感じても、薬は何種類かありますので、そのことを医師に相談してみることをお勧めします。また、セカンドオピニオンという考え方も必要です。
もちろんにきびの診断そのものに差はないと思いますが、その後のケアの選択肢が増える可能性があります。皮膚科といっても、今は美容皮膚科も兼ねているクリニックも多いのです。そのようなクリニックでは、ただ診察と薬の処方だけで終わる皮膚科と違い、保険適用外ではありますがにきびケアにもなる、さまざまな施術を受けることができます。医師も皮膚科医としてだけではなく「美容の専門家」としてもアドバイスをしてくれますので心強いと感じることもあるでしょう。
テレビや雑誌などの広告を見て、自己流でにきびケアを続けている方も多いと思います。しかし、人によってはそのケアの仕方によって、よりにきびやにきび跡を悪化させてしまう原因に繋がります。
皮膚科医は皮膚の専門家。さまざまな治療法が研究、開発されています。まずは信頼できる皮膚科医を探すことがにきび、にきび跡の治療には必要不可欠です。

参考URL

残ってしまったにきび跡!ケアはどうしたら良い?

色素沈着にきび跡

色素沈着にきびは、その進行度合いにかかわらず、ターンオーバーの促進とメラニン色素の生成を抑えることが大切です。
そこで通常では肌に浸透しにくいと言われているビタミンCを浸透しやすい形に変えたビタミンC誘導体が配合された化粧品がお勧めです。ビタミンCには美白作用、抗炎症作用、皮脂分泌を抑える作用があり、皮膚科で処方される飲み薬の中にも配合されている場合が多いです。飲み薬と化粧品で、中からも外からもビタミンCを補うことで沈着してしまった色素を薄くしていく効果が期待できます。

クレーター状の凸凹にきび跡

レーザーやケミカルピーリングなども有効であることが医学的にも証明されているところではありますが、まずは肌のバリア機能を高め、自然治癒のスピードを速めることが大切です。
肌のバリア機能を高めるため、角質層を十分に保湿することが大切ですから、セラミドを化粧品でたっぷりと補いましょう。さらに傷ついた真皮層を回復させるために、コラーゲンやエラスチンなどの成分も配合されている化粧品が効果的です。
基本的には色素沈着にきびとケアは同じですが、より皮膚の深部にまでダメージが及んでいるため、回復には時間がかかるでしょう。

にきび跡の種類にかかわらず、スペシャルケアとしてパックをお勧めします。シートマスクやカット綿にたっぷりと化粧水を含ませて顔全体を覆いましょう。必要な潤いや美容成分をしっかりと浸透させ、炎症を抑える効果もあります。パックの時間の目安は5分間。長時間のパックは乾燥の原因にもなり、逆効果ですから気をつけましょう。